2013.05.29

尺玉夏を待つ 福島県須賀川市の工場、花火製造最盛期

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職人が1発ずつ手作業で製造している打ち上げ花火

 夏の夜空を彩る打ち上げ花火の製造が福島県須賀川市の糸井火工で最盛期を迎えている。職人らが、鮮やかな大輪の光を放つ「星」という粒状の火薬を「玉皮」と呼ばれる球体の器に詰め、全体に紙を張って乾燥させる作業に追われている。
 6月末までに尺玉(直径30センチ)をメーンに約4万発を作る。7月に「伊勢神宮奉納花火大会」、8月には「いわき花火大会」「須賀川市釈迦堂川全国花火大会」などの他、東日本大震災の被災地復興支援として催される埼玉県三郷市の「みさとサマーフェスティバル花火大会」で打ち上げる。
 三郷市の大会では復興をテーマにした光と音の演出を予定。五代目社長糸井一郎さん(58)の長男で専務の秀一さん(33)は「花火を通じ大勢の人に被災地の思いを伝えたい」と話している。

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