2013.05.30

被災地、全国の中学生が綴る スマイルとうほくプロジェクト

海が見えるカフェのベランダで、亀山さん(中央奥)から震災当時の話を聞くロザンの2人と中学生たち

 東日本大震災の被災地を全国の中学生がリポートする「写真で綴(つづ)る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」で、5人の中学生が26日、案内役のお笑いコンビ「ロザン」の宇治原史規さん(37)、菅広文さん(36)らと石巻市を訪れ、古里や水産業の再生に挑む住民を取材した。
被災地に笑顔を広げ、日本中に東北の元気を発信する「スマイルとうほくプロジェクト」(河北新報社など主催、特別協賛ニコン)の一環。
同市桃浦では、震災を期に実家を改装してカフェを始めるなど、蛤浜の復興プロジェクトに取り組む亀山貴一さん(31)に話を聞いた。生徒らは「海への恐怖はありませんか」「今してほしいことは何ですか」などと質問、熱心にメモを取っていた。
名古屋市から参加した東海中3年の二瓶太一君(14)は「皆さんの古里への思いを知ることができて良かった。被災地の現状を学校の友人に伝えるなどして復興の手助けをしたい」と話した。

2013年5月27日河北新報朝刊

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