2013.07.12

【大船渡】津波の威力、模型で警鐘 宮古工高が出前授業

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 岩手県宮古工高機械科津波模型班による出前授業は8日、大船渡市三陸町吉浜の吉浜中(村上洋子校長、生徒32人)で開かれ、中学生たちが防災に関する意識を高めた。
 全校生徒が参加。津波模型班の2、3年生6人は宮古湾周辺の模型を使い、津波が広がる様子を実演した。
 模型は湾内を1万1千分の1スケールで表し、縦135センチ、横188センチで2005年度に製作した。専用の水槽から水を流し、東日本大震災で宮古市を襲ったとされる約10メートルの波を再現した。
 村上校長が震災前、前任校の釜石東中で出前授業を見たことがきっかけで実現。津波模型班の伊藤亮太君(3年)は「津波から命を守るため、自ら考え行動する大切さを知ってほしい」と期待していた。
【写真=模型で津波に見立てた波が広がる様子を見学する吉浜中生ら】

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