2013.09.28

「やったぞ銀次」楽天パ初V 故郷普代、喜び爆発

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 待ちに待った優勝だ―。プロ野球パ・リーグで、東北地方に唯一本拠地を置く楽天が初優勝を決めた26日夜、銀次選手(普代中―盛岡中央高出)の地元・岩手県普代村でも住民たちが喜びを爆発させた。銀次選手はこの試合で逆転につながる内野安打を放ち、優勝の瞬間をグラウンドで迎えた。人口3千人を切った小さな村から生まれたヒーローの活躍に地元が沸き、県内各地のファンが歓喜を共にした。

 パブリックビューイングが行われた同村羅賀の高齢者活動施設に約40人が集まり、優勝の瞬間、風船を飛ばして歓声を上げた。銀次選手の祖父畠山保男さん(66)=同村旭日区=は「言葉にできない。銀次よくやった。ありがとう」と言葉を詰まらせた。

 銀次選手の後輩・普代中の野球部員たちは、後援会(須田範芳会長)が作ったタオルを持って応援。先輩も絡んだ七回の逆転劇に、3年の藤嶋翔(しょう)君は「プレッシャーへの強さが勉強になる」と憧れのまなざしを浮かべた。

【写真=「やったー」。優勝の瞬間、風船を飛ばして勝利を喜ぶ銀次選手の地元・普代村の住民や生徒たち=26日】

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