2014.01.06

Jリーガーが小中学生と交流 東北ゆかりの現役12選手

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小学生とサッカーのミニゲームを楽しむ高萩選手(中央)

 東北ゆかりの現役Jリーガーによる被災地支援事業「東北人魂キッズフェスティバル2014in広野」は5日、広野町多目的運動場で行われた。J1広島の高萩洋次郎選手(27)=福島県出身=、J1鹿島の小笠原満男選手(34)=岩手県出身=と柴崎岳選手(21)=青森県出身=ら12選手がサッカーを通じて小中学生と交流した。
 「東北人魂を持つJ選手の会」の主催でシーズンオフを利用し東北各県を回っており、広野町と町民有志でつくる広野復興プロジェクト実行委員会などが協力し、町内といわき市の小中学生65人が参加した。
 高萩選手は「今日は楽しく元気よくサッカーをしよう」と呼び掛け、ミニゲームに参加した。子どもたちは現役Jリーガーのスピードとテクニックに驚きながら、懸命にボールを追った。地元のサッカーチームに所属する広野小1年の倉田惇矢君(7つ)は大ファンの小笠原選手に声を掛けられ、「うれしかった。どの選手もうまい」と興奮気味に話した。
 選手らは気軽にサインや写真撮影に応じ、会場は和やかな雰囲気だった。
 ゴール裏では町内在住の元Jヴィレッジ総料理長でサッカー日本代表帯同シェフの西芳照さん(51)がサッカー日本代表のトルシエ元監督が名付けた「マミーすいとん」300人分とおにぎり600個を準備した。西さんと親交が深い小笠原選手はマミーすいとんを器に盛り付け、「僕が作ったすいとんはおいしいですよ」と冗談を飛ばしながら町民らに振る舞った。
 西さんは「大勢の現役選手が広野に足を運び、子どもたちと一緒に走ってくれることはとてもうれしく頼もしい」、遠藤智町長も「末永いサポートをお願いしたい」と感謝した。

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