2014.02.08

立命館大の留学生がいわきなど訪問 福島県復興の現状理解

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浮体式洋上風力発電設備の模型を見ながら説明を受ける留学生ら=いわき・ら・ら・ミュウ

  福島県の復興に向けた情報発信拠点として福島県と協定を締結した学校法人立命館(京都市)が運営する立命館大の留学生らは6、7の両日、被災地の復興の状況を確認するため福島県内各地を訪れている。
 福島県を見学して回る同大の企画「スタディツアー」の一環で、中国や韓国、ドイツの留学生8人が参加している。初日の6日はいわき市のいわき・ら・ら・ミュウやアクアマリンふくしまなどを見学した。このうち、いわき・ら・ら・ミュウでは、館内にある福島洋上風力交流センターで浮体式洋上風力発電設備の模型を見るなどし、福島県の復興に向けた取り組みに理解を深めた。台湾からの留学生のジョン・イ・シュンさん(31)は「見学した施設はいずれも震災からの復旧を見事に果たしており感動した」と語った。
 7日は郡山市の福島県農業総合センターなどを視察した後、福島県庁を訪れ内堀雅雄副知事と懇談した。
 協定は昨年12月、内堀副知事と川口清史立命館総長が取り交わした。内堀副知事は昨年8月、福島民報社の「うつくしま復興大使」大阪・京都・滋賀班に同行した際、滋賀県草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスを訪問。学生と福島県の復興などについて意見を交わしたことが協定締結の契機となった。

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