2014.02.11

サッカー通じ「福島応援」 Jリーグ村井満チェアマン福島県訪問

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佐藤知事と懇談する村井チェアマン(中央)と鈴木社長(右)

 サッカーJ3の3月開幕を前に、Jリーグの村井満チェアマン(54)は9日、福島県を訪れた。「復興に向かう福島を応援したい」。J3福島ユナイテッドFC(福島U)のホームである福島県を就任後最初の訪問先に選んだ。福島県庁、福島市役所、福島民報社などを回り、熱意を語った。郡山市で開かれたスポーツシンポジウムに臨んだ。
 村井チェアマンは県庁で佐藤雄平知事と懇談し、「福島UがJ3に入会したことで、サッカー界全体の裾野が広がることを期待している」と語った。福島県について「真っ先に訪れたかった。私のチェアマンとしてのキャリアも福島から始めたい」と意欲を示した。
 東京電力福島第一原発事故の対応拠点「Jヴィレッジ」のサッカー施設としての復旧についても話し合った。佐藤知事は「施設再開を希望している。東京五輪でも活用できるようになれば」と述べた。
 村井チェアマンは福島市役所で、小林香市長とは高校時代にゴールキーパーを務めたという共通点で盛り上がった。小林市長は「福島Uへの支援をさらに厚くしていく。練習場の整備も考えたい」と約束した。
 福島Uを運営するAC福島ユナイテッドの鈴木勇人社長(41)が同行。直々の訪問に感激した様子で、「チェアマンの思いを心に秘めて戦っていく」と決意を新たにした。
 村井チェアマンはJ1~3の全51クラブを訪問する予定。

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