2014.02.19

仮設団地、市内で初の廃止 大船渡、5戸を撤去へ

kasetutekyo140218

 岩手県の大船渡市は17日、同市三陸町吉浜(よしはま)の吉浜応急仮設住宅団地(1棟5戸)の建物を18日から撤去し、同団地を廃止すると発表した。入居していた世帯の住宅再建が完了したためで、市内で仮設団地がなくなるのは初めて。
 同仮設団地は、吉浜駅に隣接するゲートボール場に立地。3月25日までに撤去し、約452平方メートルの敷地は更地とする。費用は約500万円で、県が負担する。
 市は学校の仮設住宅への新規入居を停止し、空いた棟から撤去する方針。同市大船渡町の大船渡北小校庭の山馬越(やままごえ)仮設団地(88戸)では、1棟4戸分の撤去が進む。
 吉浜仮設団地の撤去が終了すれば、市内の仮設住宅数は、36カ所計1792戸となる。
【写真=撤去が決まった吉浜応急仮設住宅団地】

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