2014.06.09

宮城・気仙沼の味、豪華に復活 「1.5倍」フカヒレ丼

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震災を乗り越え復活した「気仙沼ふかひれ丼」

 東日本大震災前に好評だった気仙沼寿司(すし)組合のフカヒレ丼が6日、復活した。フカヒレ姿煮のサイズが震災前の約1.5倍と、豪華さを極めた「気仙沼ふかひれ丼」として、宮城県気仙沼市と宮城県南三陸町の加盟計14店で提供を始めた。
 直径20センチはある最高級のヨシキリザメの尾びれを和風に味付けし、錦糸状のフカヒレと共に酢飯に敷き詰めた。サメ肉や軟骨で作った団子入りのすまし汁も付き、価格は5000~6000円。
 気仙沼市の海鮮市場「海の市」であった試食会では、「フカヒレの大きさにびっくりした。あっさりした味で、美容に良さそう」と観光関係者にも好評だった。
 フカヒレ丼は2010年7月、当時加盟していた19店で売り出したが、震災で多くの店が被災し、販売が中断していた。組合長の清水直喜さん(69)は「水揚げ日本一を誇るサメの地産地消と、復興への思いを込めた究極の丼になった。本物の味を食べに来てほしい」とPRした。

2014年06月07日河北新報

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