従業員(左端)と一緒に真剣な表情でカキの加工品を選別する2人の学生
東日本大震災で被災した企業で全国の大学生が職業体験をする「復興支援インターン」が25~30日、南三陸町で行われている。県内の大学などでつくる「復興大学」が、被災地の現状や復興の進み具合を知ってもらおうと企画した。
参加したのは早大や千葉科学大、立命館大など6大学の学生17人。町内の5社に分かれ、従業員と一緒に、水産加工などの仕事を体験した。
同町志津川のヤマウチでは西南学院大(福岡市)の3人が、カキやホヤの加工品の選別作業に汗を流した。経済学部3年の工藤嵩士さん(23)は「震災以降も各地で災害が発生している。被災を乗り越えるエネルギーがどこにあるのか学びたい」と話した。
復興支援インターンは9月8~13日には石巻市と女川町で、同15~20日には気仙沼市でも行われ、それぞれに学生約30人が参加する。
2014年08月28日河北新報
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