2014.11.17

4年ぶり本校で学習発表会 原発事故で移転した都路の古道小

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校歌を合唱する古道小の子どもたち

 東京電力福島第一原発事故に伴い仮校舎に移転し、4月に本校に戻った福島県田村市都路町の古道小で15日、学習発表会「すずらん発表会」が開かれ、全校児童67人が学習成果を披露した。地元での開催は4年ぶり。
 6年生14人は都路町に伝わる民話「岩清水伝説」と「五十人山の大沢」を基にした創作劇を発表した。劇は同校のシンボルの笠(かさ)松に触れた子どもたちがタイムスリップし、過去の人々と協力して病気や水不足などの問題を解決する筋書き。地元での学校再開を歓迎してくれた地域住民への感謝や、美しい古里を守る思いもせりふに盛り込んだ。
 1年生から5年生も音読や劇、組体操、表現運動など趣向を凝らした発表を学年ごとに繰り広げた。最後に校歌と「ふるさと」を全員で合唱した。

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