2015.04.24

震災写真1万点 気仙沼市HPで公開

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震災関連の写真を公開する「けせんぬまアーカイブ」

 気仙沼市は4月、東日本大震災で被災した街並みなどの写真1万500点を市のホームページ(HP)内のサイト「けせんぬまアーカイブ」に公開した。教訓の伝承や風化を防ぐ目的であれば、出版物や展示などに自由に使うことができる。
 市民やボランティアらが震災発生直後から撮影し、一般社団法人東日本大震災デジタルアーカイブス支援センター(つくば市)が管理する写真を掲載した。津波が押し寄せた後に発生した火災や震災から間もない入学式の様子、被災前の街並みが分かる写真もある。
 写真には撮影場所や時間の情報が入力され、「まちなみ」「火災」といったキーワードや地名を組み合わせて検索する。画面に表示された地図を拡大・縮小させ、写真の掲載範囲を絞り込むこともできる。事業費は約1380万円。
 営利目的での使用は原則禁止だが、防災・減災対策などであれば有料の媒体にも使える。市危機管理課は「幅広く活用できるので多くの人たちに見てほしい」と話す。
2015年4月23日河北新報

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