県警は31日に福島県川俣町の福島署山木屋駐在所、9月5日に楢葉町の双葉署楢葉駐在所の業務をそれぞれ再開する。東京電力福島第一原発事故で避難区域となっている川俣町山木屋地区の準備宿泊の開始、楢葉町の避難指示解除準備区域の解除に合わせた対応で、警察官が勤務して住民の安全・安心を確保する。
両駐在所ともに警察官1人が午前9時から午後5時まで常駐する。警察官は福島署川俣分庁舎、双葉署楢葉臨時庁舎からそれぞれ通って勤務する。
両駐在所は原発事故後に業務を休止し、現在はパトロールの警察官が一時休憩所や立ち寄り所に利用している。山木屋地区の準備宿泊では住民が3カ月間にわたって生活し、避難指示解除後の楢葉町では住民帰還が進むと予想される。駐在所再開で不審者への警戒を強化し、住民の不安解消に当たる。
住民の帰還状況を考慮しながら駐在所の建物を補修し、警察官が居住する本来の業務形態を目指す。
【写真=準備宿泊に合わせて業務を再開する福島署山木屋駐在所】
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