ヒロインが自転車で登校するシーンを撮影するスタッフ
原発事故による風評被害に遭った福島県桑折町のモモ農家が舞台の映画「物置のピアノ」は17日、同町内の民家でクランクイン(撮影開始)した。
高校二年生のヒロイン役の芳根京子さん、父親役の平田満さん、母親役の赤間麻里子さんが似内千晶監督の掛け声で朝食や登校シーンなどを演じた。初日は原作者の原みさほさん(桑折町出身)が方言をアドバイスした。
撮影に先立ち、高橋宣博町長が「町民も期待している。健康に気を付けて頑張ってほしい」と激励した。
主演の芳根さんは「似内監督から『楽しく演技しよう』と言われた。気持ちを軽くして臨みたい」と語った。
8月4日にクランクアップの予定。年内にも試写会を開き、来年秋の公開を目指す。
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